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ホームページは制作・公開した直後でも効果は出るのか?創業者・中小企業が知っておくべき“本当の話”

ホームページ公開後にすぐ効果は出るのか 弊社の実例を元に正直にお伝えします。

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ホームページを作っても、本当に効果は出るのか。

これは、創業前後の方や中小企業の経営者の方から、最も多くいただく質問です。

実際、私たちCONVYのホームページも、立ち上げたばかりの新規サイトです。

そのため、この記事では“机上の理論”ではなく、実際に公開直後のリアルなデータと経験をもとに、

どんな成果が出ているのか、そしてなぜそうなるのかを正直にお伝えします。

これから創業を考えている方、

あるいは「ホームページを持っていないけど、本当に必要なのかな」と迷っている経営者の方へ。

少しでも現場のリアルを感じていただき、今後の判断材料になれば幸いです。

ホームページを作っても意味がない?その考えはもう古い

「ホームページなんて、作っても意味がない」

そう話す経営者の方に、私は何度も出会ってきました。

確かに10年前までは、“会社案内の代わり”としてしか機能していないホームページが多く、

「作っても問い合わせが来ない」と感じた方も多かったと思います。

その多くは、検索結果の上位に表示されていないためです。

以下の図は検索の順位によってどのくらいのクリックを期待できるのか割合を示しています。

SalesForceやMicrosoftなどをクライアントに持つアメリカの大手マーケティング企業FirstPageSage社のレポートから弊社がまとめた資料です。

検索順位別のクリック率

引用元:https://firstpagesage.com/reports/google-click-through-rates-ctrs-by-ranking-position/
から筆者が作成

以下が引用元のFirstPageSage社のページです。

引用元:https://firstpagesage.com/reports/google-click-through-rates-ctrs-by-ranking-position/

1位〜2位までに入れば、多くの方がクリックしてくれます。

そのキーワードで検索した人が100人いたとすれば約40人が自社のHPを訪れてくれます。

しかし、9位や10位になってしまうと100人中たった1人か2人しか訪れてくれません。

その差は約20倍です。

(WEB広告をクリックする率が低いことも興味深いと思いますが、いつか記事にしたいと思います)

上位に表示させることができれば、ホームページは「知っている人しか見ない名刺」から「認知を拡大し、魅力を伝えてくれる営業装置」になります。

お客様はまず、スマートフォンで調べる時代になっています。

検索、SNS、そしてAIレコメンドまでもが、企業の認知の“入口”になっている時代です。

だからこそ、「意味がない」のではなく、“上位表示されない”ホームページが意味を持たないのです。

しっかりと目的と戦略を持って上位表示されるホームページなら、

確実に成果を出す意味のあるホームページにすることができます。

実は…新サイトは検索上位になりにくい

認知度が低く、検索エンジンの「信頼スコア」が育っていない

新しいドメイン(URL)でホームページを公開した場合、

検索エンジンに「信頼される」までには時間がかかります。

初期はどうしてもドメインパワーとページパワーが低い状態になってしまいます。

これはGoogleのアルゴリズム上、避けられない部分です。

新サイトはまだ外部からのリンクも少なく、アクセス履歴も少ないため、

「どんな内容のサイトか」が正確に判断されないのです。

会社も同じですよね。

創業したばかりの会社は、認知度も信頼度も低いので受注するまで時間がかかってしまいます。

創業初期は、一生懸命営業されたと思います。同様にホームページも対策を検討しましょう。

CONVYの実例:公開初期は上位化している固定ページは4つのみ

弊社CONVYのホームページも同じです。

2025年10月27日時点で、新規ホームページを公開してから約1ヶ月が経ちました。

SEOに強い構成で設計していますが、公開直後から1位で表示できている固定ページ(サービスページ)はまだ4つしかありません。

以下に証拠をお示しします。(画面が暗いのはシークレットモードを使用して、ログイン状態によらない正しい結果を示すためです)

※シークレットモード→Windows:「Ctrl+Shift+N」、Mac:「command+⇧+N」

①株式会社CONVYのトップページ

狙っていた検索キーワード「仙台 デジタルマーケティングカンパニー」

検索結果:1位

仙台 デジタルマーケティングカンパニー

②選ばれる理由ページ

狙っていた検索キーワード「仙台市 マーケティング 中小企業」

検索結果:1位

仙台市 マーケティング 中小企業

③集客コンサルティング ページ

狙っていた検索キーワード「仙台 集客コンサルティング」

検索結果:1位 「AIによる概要」(AI overviews)でも紹介されています

仙台 集客コンサルティング

④企業診断・助言 ページ

狙っていた検索キーワード「仙台 企業診断 助言」

検索結果:1位

仙台 企業診断 助言

他にもサービスを紹介する固定ページはまだ他にもあり、全ページ1位を狙っていますが、4つしか1位を取れていません。

どれだけ正しい構成をしても、“時間”という要素が必要になるのです。

対策:WEB広告やSNS運用と併用して認知度を上げる

だからこそ、創業期や新サイト公開直後は、広告とSNSの力を借りることを検討しましょう。

WEB広告(リスティング広告・SNS広告)は、短期間で認知を広げることができます。

いきなりSEOで1位を狙うよりも、まずは知ってもらうことが対策として考えられます。

新しいドメインでも成果を出せる「ブログSEO」

ブログSEO

新規サイトは1位になるのが大変という話をしましたが、

創業期でもブログのページであれば検索1位を狙えます。

その具体例をお伝えします。

CONVY実績:「塾 SEO 仙台」「SEOコンサルティング 仙台市」で上位表示

“新しいドメイン=検索で勝てない”というわけではありません。

実は、ブログ記事は新規サイトでも上位を狙いやすい分野です。

弊社CONVYでも、先ほどお伝えしたように固定ページ(サービスページ)はまだ育成途中ですが、

ブログ記事では「塾 SEO 仙台」「SEOコンサルティング 仙台市」などで上位表示を獲得しています。

特に「塾 SEO 仙台」では検索1位を達成しました。

以下の画像はランクトラッカーという順位検索ツールの画面です。

「学習塾」でも「個別指導塾」でもSEOのキーワードでは1位になっています。

「仙台 塾 SEO」で1位になったブログページは以下からご確認ください。

ブログは“専門性×更新性”でドメインの信頼を早く育てられる

Googleは、「新しい情報」「実践的で具体的な情報」を高く評価します。

つまり、継続的に専門的な内容を発信しているサイトほど早く信頼されるということです。

ブログページは、サービスを誰にでも分かりやすく説明しないといけない固定サービスページに比べて情報量を多くすることができるため、専門的な内容を書くことができます。

ブログを通じてコンテンツを増やしていくことは、

ドメイン全体の“SEO評価”を育てるうえで最も有効です。

コンテンツSEOは創業初期こそ最も有効な手段

創業初期は、まだ知名度が低く、広告費にも限りがあります。

だからこそ、自社の知識や経験を活かして“資産になる記事”を

積み上げていくコンテンツSEOが効果的です。

1記事1記事が「営業担当」として、長期的にあなたの会社を支えてくれます。

地域を絞れば1位も狙える──ローカルSEOの強さ

ローカルSEOで1位を狙う

「地域×サービス名」でまず上位を取る戦略

全国キーワードで戦うのは大手の戦い方です。

中小企業や創業者にとっては、

まず「地域+サービス名」で検索上位を取ることが現実的で効果的です。

「仙台 塾 SEO」「仙台 集客コンサルティング」など、

地域を限定したキーワードは競合が少なく、短期間で1位を取るチャンスがあります。

CONVYが後発でも上位を取れた理由

CONVYは後発企業ですが、WEB事業者の競合が多い仙台市において

「塾 SEO 仙台」「SEOコンサルティング 仙台市」で上位を獲得しています。

これは、東京・千葉などの激戦区で培ったSEO設計ノウハウを応用しているためです。

後発の地方企業でも、正しい戦略を取れば必ず上位表示できることを証明していると思います。

補足:ホームページリニューアルの場合はどうなのか

既存ドメインの「信頼資産」を引き継げる

すでにホームページを持っている企業は、大きなアドバンテージがあります。

なぜなら、ドメイン(◯◯.co.jpなど)には、

これまでのドメインパワーが蓄積されているからです。

Googleは“長く運営されているサイト”を信頼する傾向があるため、

リニューアル直後でも正しいSEO対策をすれば上位化しやすいのです。

CONVY支援先の例:リニューアル直後に1〜3位を獲得

実際、CONVYがリニューアル支援した企業の中では、

公開直後から主要サービスページが1〜3位にランクインするケースが複数あります。

これは「SEO設計を最初から盛り込んだリニューアル」を行ったためです。

東北企業にこそデジタルマーケティングのチャンスがある

「良い商品なのに伝わっていない」企業が多い

私はある公的支援機関に所属しており、仙台・宮城・東北のたくさんの企業の方とお会いしています。

どの企業にも確かな強みがあります。製品の品質、技術力、そして人の真面目さ。

しかし、率直に申し上げると、

しっかりとデジタルマーケティングの設計をされたホームページには、

まだほとんど出会っていません。

それだけ、東北の企業はデジタルマーケティングの分野で首都圏に比べて遅れをとっているのが現状です。

ただ、それは「伸びしろが最も大きい地域」であることの裏返しでもあります。

今こそ、商品や技術の強みを“見える形”にして発信することができれば、

競合がまだ少ないこのタイミングで、一気に優位に立てるチャンスがあります。

デジタルは「大企業のためのもの」ではなく、地域の中小企業こそ活かせる武器です。

CONVYは仙台から、強みの言語化と集客支援を行います

弊社は、単にSEO対策をする会社ではありません。

中小企業診断士として“経営の中身”を理解し、SEOコンサル・Web解析士として“伝える構造”を作る。

良いものを、正しく伝える。その橋渡しを、仙台から全国に広げています。

まとめ:ホームページに「効果がない」と決めつけないでください

ホームページ 効果がないと決めつけない

ホームページは、ただ作るだけでは成果は出ません。

しかし、正しく設計し、育てれば、どんな会社にも必ずチャンスがあります。

・新規サイトでも、ブログと地域SEOで結果は出せる

・リニューアルサイトなら、信頼を引き継いですぐに成果が出やすい

・そして、最も大切なのは「良い商品やサービスを持っている」こと

「効果がない」のではなく、「やり方を知らない」だけです。

その一歩を踏み出す企業が、これからの時代に勝ち残っていくと思います。

CONVYは、あなたの会社と一緒にその一歩を踏み出します。

東北から全国へ。

良い商品を、正しく伝えるために、一緒に頑張りましょう!

料金を確認したい方は以下のボタンをクリックしてください。

分割払いやお値引きなど、ご相談に乗りますのでお気軽にお問い合わせください!


「ホームページを作っても効果が出るか不安」

「新しいサイトをどう育てたらいいか知りたい」

まずは“ホームページ診断セッション”で、現状を一緒に整理しませんか?

Writer

著者情報

株式会社CONVY

代表取締役

草彅 達史

TATSUFUMI KUSANAGI

外資系スーパーマーケット、大手学習塾の教室責任者・エリアマネージャー・経営企画部(財務・広報の責任者)を経て(株)CONVYを設立。
主にマーケティング戦略の立案とWEBマーケティングの実行支援、財務分析と改善策の立案で中小企業の売上拡大を支援しています。
中小企業の倒産理由の7割を「販売不振」が占めています。そんな厳しい経営環境の中、「中小企業が夢を諦めず、夢を叶えるための支援をしたい」——。その想いから、CONVYは立ち上がりました。中小企業診断士として、現場に寄り添い、確かな実行力で、売上アップと経営改善をともに目指してまいります。

経営コンサルティングの国内唯一の国家資格:
中小企業診断士の資格を保有