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花屋のホームページ集客|仙台で「花屋」と探す人は月9,900回、「花屋 近く」は1,600回。法人の注文だけに頼らない、一般のお客さんの入口

花屋のホームページ集客

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こんにちは。仙台のWEBマーケティング会社、株式会社CONVYの草彅です。中小企業診断士でもあります。

花屋さんの集客について、こんなことで困っていませんか。

  • 「開店祝いやお供えなど、法人の注文が中心で、一般のお客さんが増えない」
  • 「ホームページやSNSを、何に使えばいいのか分からない」
  • 「近くで花を探している人に、うちの店が見つかっているのか分からない」

この記事では、花を買う人がGoogleで実際に打っている言葉を、当社がキーワードプランナーで測った数字から始めます。全国・宮城県・仙台市の3つで同じ言葉を測り、季節の山をGoogleトレンドで見て、お客さんの立場で検索したときに何が並ぶかを確かめ、花屋さんのホームページに何を置くかまで書きます。

先に結論を書くと、仙台市で「花屋」と探す人は月9,900回(前年比+22%)、「お花屋さん」は880回(+49%)でした。「花屋 近く」は1,600回で、「花屋 仙台」の880回より多い。伸びているのは花束(+22%)、プリザーブドフラワー(+23%)、仏花(+50%)といった一般のお客さんの言葉です。地図で「近く」の人に見つけてもらい、ホームページは花束・胡蝶蘭・お供えのように、用途ごとに1ページで受ける。それが、法人の注文だけに頼らない入口になる、というのが今の私の見立てです。

花を買う人は「花屋」「お花屋さん」と打つ。そして「近く」で探す

まず、お店の呼び名です。同じ言葉を、地域の指定だけ変えて3回測りました。

キーワード全国宮城県仙台市
花屋1,220,000(0%)14,800(0%)9,900(+22%)
花屋 近く90,500(+22%)2,400(+21%)1,600(+19%)
お花屋さん110,000(+22%)1,300(+48%)880(+49%)
花屋 仙台1,000(-23%)1,000(0%)880(-12%)
花屋さん74,000(0%)720(0%)480(+23%)
フラワーショップ33,100(0%)390(-34%)260(-33%)
生花18,100(-18%)320(-19%)210(-33%)
生花店12,100(0%)260(0%)170(0%)
フローリスト6,600(-18%)170(-18%)90(0%)
花卉5,400(-19%)90(-29%)50(-25%)

※Googleキーワードプランナー、すべての言語、2025年9月〜2026年8月の月間平均。地域指定だけを変えて測定(2026年9月24日)。カッコ内は前年比。

仙台市で「花屋」は9,900回。「お花屋さん」は880回ですが、前年より49%増えています。一方で、お店の看板や社名によくある「生花店」は170回、「フラワーショップ」は260回、「フローリスト」は90回。どれも「花屋」の50分の1以下です。業界で使う「花卉」は50回でした。「生花」の210回には、「せいか」と「いけばな」の両方が混ざっています(全国では「生花」と「生け花」がどちらも18,100回)。

仙台市の月間検索数。花屋9,900回、花屋 近く1,600回、お花屋さん880回(前年比+49%)に対し、生花店170回、フラワーショップ260回、フローリスト90回

もう1つ目を引くのが「近く」です。「花屋 近く」1,600回は、「花屋 仙台」880回より多い。Googleの検索窓に「花屋 近く 」まで打つと、候補に「現在営業中」「400m以内」「駐車場あり」「早朝」が出てきます。花を買う人は、いまいる場所から、いま開いている店を、地図で探しています。

何を買いに来るか。花束・プリザーブドフラワー・仏花が伸びている

次に、買う物と用途の言葉を測りました。

キーワード全国宮城県仙台市
観葉植物301,000(0%)3,600(0%)2,400(0%)
花束110,000(0%)1,600(+30%)880(+22%)
胡蝶蘭110,000(0%)1,600(0%)880(0%)
ドライフラワー90,500(-18%)1,300(-23%)720(-18%)
プリザーブドフラワー60,500(0%)880(+22%)480(+23%)
供花22,200(-33%)390(-19%)260(-34%)
誕生日 花18,100(-33%)260(-19%)170(0%)
母の日 花22,200(0%)320(-33%)170(-50%)
仏花14,800(+22%)260(+50%)140(+50%)
開店祝い 花14,800(0%)260(-19%)140(0%)
フラワーギフト5,400(-18%)110(+22%)70(+75%)
プロポーズ 花束8,100(0%)110(-18%)70(0%)
花束 値段6,600(-19%)90(-20%)50(-33%)
スタンド花5,400(0%)70(-59%)40(-76%)

※Googleキーワードプランナー、すべての言語、2025年9月〜2026年8月の月間平均。地域指定だけを変えて測定(2026年9月24日)。カッコ内は前年比。

仙台市で伸びているのは、「フラワーギフト」+75%、「仏花」+50%、「プリザーブドフラワー」+23%、「花束」+22%。どれも一般のお客さんが、自分で買う・贈るときの言葉です。一方で、法人からの注文でもよく使われる品は、「胡蝶蘭」「開店祝い 花」が横ばい、「供花」-34%、「スタンド花」-76%でした(スタンド花は月40回で、母数が小さい点に注意してください)。

仙台市の前年比。フラワーギフト+75%、仏花+50%、お花屋さん+49%、プリザーブドフラワー+23%、花束+22%、花屋+22%。胡蝶蘭と開店祝い花は0%、供花-34%、スタンド花-76%

これを、法人の花の需要が減ったとは読みません。開店祝いやお供えは、付き合いのある花屋さんに直接頼む会社も多く、検索に出てこない注文もあるはずです。検索の数字が動いているのは、一般のお客さんが自分で店を探す場面のほうで、そこが伸びている、と当社は読んでいます。なお「花束」の数字には、同じ名前の曲を探す人も混ざっています(入力候補に「歌詞」「コード」が出ます)。

全国チェーンや花の配達ネットワークの名前も見ておくと、仙台市で「花キューピット」は1,000回、「日比谷花壇」と「青山フラワーマーケット」は390回でした。「花屋」9,900回と比べると、お店の名前より「花屋」「お花屋さん」で探す人のほうがずっと多い業種です。

季節の山は、花束が2〜3月、胡蝶蘭が3月、母の日が4〜5月

Googleトレンドで直近の1年を月ごとに並べました。「花束」は3月が61、2月が57で山、6月の28が底です。卒業と送別の時期で、3月は6月の2倍になります。「胡蝶蘭」は3月の11が山で、開店や異動の時期と重なります。「母の日 花」は4月と5月だけ動いて、ほかの月はほぼ0でした。

Googleトレンドの月別推移。花束は2026年3月に61で山、6月に28で底。胡蝶蘭は3月に11で山。母の日 花は4月に7、5月に9で、ほかの月はほぼ0

同じ店でも、季節によって前に出す品が変わる、ということです。花束の山は2〜3月なので、ホームページやSNSで花束を前に出すなら1月から。母の日なら3〜4月から準備しておく計算になります。

お客さんの立場で検索すると。「胡蝶蘭 仙台」「仏花 仙台」は、地元の花屋さんの専用ページが並ぶ

では実際に、お客さんの立場で検索すると何が出るか。2026年9月24日に、4つの言葉で上位を確かめました。

  • 「花屋 仙台」:花屋さんの公式サイトが5件(うち1件は全国チェーンの仙台の店)。ほかに観光サイトの花屋紹介、地図サイトの一覧、Instagram、他店の「おすすめの花屋」記事
  • 「花束 仙台」:地元の花屋さんの公式サイトとInstagramが中心で、観光サイトの紹介記事が混ざる
  • 「胡蝶蘭 仙台」:上位9件のうち8件が、仙台のお店の「胡蝶蘭」のページ。残り1件は全国の通販
  • 「仏花 仙台」:上位9件のうち8件が地元の花屋さんのページで、多くがお供え・仏花の専用ページ(1件はInstagram)。残り1件は仏壇のお店

並べると、はっきりしています。胡蝶蘭や仏花のように、用途ごとにページを作っている地元の花屋さんが、その言葉で上位を取っている。大手の通販や比較サイトではなく、仙台の花屋さんのページが並んでいます。

花屋さんのホームページが勝てる言葉は、まだたくさん空いている。これが、この記事でいちばん伝えたいことです。

花屋さんのホームページで受けるもの

当社には花屋さんの支援経験があります。法人向けの注文が中心のお店で、原価計算と、一般のお客さん向けの注文を増やす戦略を一緒に考えました。数回の支援だったので、その先の結果までは見られていません。ここから先は、その経験と、この業種の数字から考えた提案です。

花束・胡蝶蘭・お供え・プリザーブドフラワーは、1つの用途に1ページ

上で見たとおり、用途ごとのページを持つ店が上位にいます。ホームページも、花束、胡蝶蘭、お供え・仏花、プリザーブドフラワーを、それぞれ1ページにする。それぞれに価格帯、作例の写真、配達できる範囲、当日の注文の締め時間、支払い方法を置きます。ページのタイトルや見出しには、お客さんが打つ「花屋」「お花屋さん」を入れる。看板の呼び名が「生花店」でも、探す人の言葉に合わせるのが近道です。

Googleビジネスプロフィールは、「花屋 近く」の入口

「花屋 近く」で探す人が見るのは、検索結果の地図です。Googleビジネスプロフィール(地図に出る店の情報)に、正しい営業時間(早朝や定休日も)、駐車場の有無、店内と作例の写真を入れ、口コミには返信する。入力候補に「現在営業中」「駐車場あり」「早朝」が出ていたのは、そこを見て店を決めているからです。お金はかかりません。地図で上位を取るまでの当社の実測はクリニックのMEO対策に、運用の中身はGoogleビジネスプロフィール運用代行の記事に書きました。

法人の注文と、一般のお客さんの注文を、入口から分ける

法人のお客さんは、開店祝いの胡蝶蘭やスタンド花、お供えを、請求書払いで注文したい。一般のお客さんは、花束やプリザーブドフラワーを、予算を決めて、その日に受け取りたい。欲しい情報がまったく違うので、ホームページのトップで「法人のご注文」と「花束・ギフトをお探しの方」の入口を分けておく。どちらのお客さんも、自分のためのページにすぐ行けます。

SNSは、季節の山の1か月前から

花束は2〜3月、母の日は4〜5月、胡蝶蘭は3月に探す人が増えます。SNSで作例を見せるなら、山の1か月前から。1月に卒業・送別の花束、3月に母の日の予約、というように、ホームページの用途別のページへつなぐ入口として使うと、見た人がそのまま注文までたどり着けます。

その言葉を、どこで見つけて、どう測るか

ここまでの数字は、当社のキーワードプランナーで取りました。ご自身でも同じことができます。順番だけ書きます。

Googleの検索窓で、途中まで打って止める

「花屋 近く 」のように、言葉のあとにスペースを入れて止めてください。下に出てくる候補が、実際に打たれている言葉です。「駐車場あり」や「早朝」のような候補があれば、それが地図やホームページに書いておくべき情報です。

キーワードプランナーで、数を付ける

Google広告のアカウントを作ると、広告を出さなくてもキーワードプランナーが使えます。ただし広告を出していないアカウントでは「1万〜10万」のような幅でしか出ません。幅で出たら幅のまま読んでください。

地名は、キーワードに足さずに地域指定で見る

「花屋 仙台」と打つ人と、仙台にいて「花屋 近く」や「花束」と打つ人は別です。後者のほうが多い。プランナーの地域欄を仙台市にして、地名なしの言葉を測ってください。上の表はそうやって取っています。

ここまで読んで、「自分でやるには、ちょっと分かりにくい」と感じた方も多いと思います。それが普通です。分かりにくいところこそ、当社が隣で手を動かす場所だと思っています。入口は2つあります。

何が問題か、どこから手をつけるか、そこから悩んでいる方は、無料相談へ。ホームページとGoogleマップを見て、いま何が起きているかを一緒に見ます。

方向は分かっている。でも進め方が分からない、コツを掴むまで数か月伴走してほしい方は、WEBマーケ個別指導へ。月2回・1回90分、私が隣にいます(先行モニター3名)。

花屋さんならではのオフライン施策

法人のお客さんの社員さんに、一般向けの案内を渡す

開店祝いやお供えで取引のある会社には、すでに信頼があります。花を届けるときに、誕生日や母の日の花束の案内を1枚添える。受け取った社員さんが、自分の買い物のときに思い出してくれれば、法人の取引が一般のお客さんの入口にもなります。

季節の1か月前に、店頭で予約を受け付ける

母の日の花は4〜5月、卒業の花束は2〜3月に探されます。店頭や花束のラッピングに、次の季節の予約の案内を出しておく。ホームページの用途別のページのQRコードを載せておけば、家に帰ってからでも注文できます。

花屋さんの集客でよくあるご質問

Q. Instagramだけで十分ですか

作例を見せる場所としては向いています。ただ、仙台市で「花屋 近く」と探す人は月1,600回、「胡蝶蘭 仙台」「仏花 仙台」の上位は花屋さんのホームページの専用ページでした。探す人に見つけてもらうには、地図とホームページも持っておくほうが確実です。Instagramは、そのページへつなぐ入口として使うのがいいと思います。

Q. 法人の注文を減らして、一般のお客さんに振り向けるべきですか

減らす必要はないと思います。法人の注文と一般の注文では、1件あたりの売上も手間も違います。当社が支援したときも、原価計算と一緒に、一般のお客さん向けに何を増やすかを考えました。両方の利益の残り方を確かめたうえで、配分を決めるのが順番です。

Q. ホームページには、ページをいくつから作ればいいですか

まずは店でいちばん注文の多い用途から、2〜3枚で始めてください。花束、お供え、胡蝶蘭など。そのうえで、用意できるものは、ページを増やすことをおすすめします。プリザーブドフラワー、ドライフラワー、観葉植物、プロポーズの花束。上の表にある言葉は、どれも実際に探されています。1つ用意できれば、その言葉で見つかる入口が1つ増えます。

Q. 仙台以外でも対応できますか

対応しています。東北全域でお受けしています。

まとめ|花屋のホームページ集客は、「近く」と用途の言葉で受ける

  • 仙台市で「花屋」は月9,900回(+22%)、「お花屋さん」は880回(+49%)。「生花店」「フラワーショップ」は「花屋」の50分の1以下
  • 「花屋 近く」1,600回は「花屋 仙台」880回より多い。地図で、いま開いている店を探している
  • 花束+22%、プリザーブドフラワー+23%、仏花+50%。伸びているのは一般のお客さんの言葉
  • 「胡蝶蘭 仙台」「仏花 仙台」の上位は、地元の花屋さんの用途別ページ。用途ごとに1ページ作れば入口になる
  • 花束は2〜3月、胡蝶蘭は3月、母の日は4〜5月。季節の1か月前から前に出す

この記事のような実測を、まずメールで3通読みたい方は、ページ下のメール講座(無料)へ。続きは毎週、Substackで書いています。

同じやり方で、他の業種も測っています。看板の言葉とお客様が打つ言葉のずれは整体院の集客に、温泉地の名前と過ごし方の言葉で宿が探されていた話は温泉旅館の集客に、地図で1位を取るまでの実測はクリニックのMEO対策に書きました。

ご自身で手を動かしたいという方には、1対1のWEBマーケ個別指導もご用意しています。月2回・1回90分、私が隣にいます(先行モニター3名)。

当社は1エリア1業種1社限定で支援しています。同じエリアの2社目はお断りする運用のため、先着順です。ホームページの無料診断も行っていますので、ご相談はお問い合わせからどうぞ。

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  • 3通目:順位は目的ではありません

続きは、毎週1本のSubstack「診断士がWEBをやると」(無料)で書いています。3通を読んでから、そちらへどうぞ。

発行者:株式会社CONVY/お問い合わせはこちら。配信解除はメール本文のリンクからいつでも行えます。

Writer

著者情報

株式会社CONVY

代表取締役

草彅 達史

TATSUFUMI KUSANAGI

外資系スーパーマーケット、大手学習塾の教室責任者・エリアマネージャー・経営企画部(財務・広報の責任者)を経て(株)CONVYを設立。
主にマーケティング戦略の立案とWEBマーケティングの実行支援、財務分析と改善策の立案で中小企業の売上拡大を支援しています。
中小企業の倒産理由の7割を「販売不振」が占めています。そんな厳しい経営環境の中、「中小企業が夢を諦めず、夢を叶えるための支援をしたい」——。その想いから、CONVYは立ち上がりました。中小企業診断士として、現場に寄り添い、確かな実行力で、売上アップと経営改善をともに目指してまいります。

経営コンサルティングの国内唯一の国家資格:
中小企業診断士の資格を保有