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こんにちは。仙台のWEBマーケティング会社、株式会社CONVYの草彅です。中小企業診断士でもあります。
弁護士の集客について、こんなことを考えていませんか。
- 「見た目は完璧なのに、集客できない」
- 「ネット広告を出したが、反応がない」
- 「ホームページを作ってもらう費用は、いくらが妥当なのか」
上の2つは、「弁護士 ホームページ制作」で検索したときに実際に並ぶ広告文からそのまま引いたものです。3つ目はGoogleの「関連する質問」に出ている問いです。売り手側がその言葉で呼びかけているということは、それだけ多くの先生が同じところで詰まっているのだと思います。
先に結論を書きます。弁護士の集客で最初にやることは、制作会社を比べることでも広告を出すことでもなく、依頼者が打っている言葉を実数で見ることだと考えています。この記事では、その判断材料になる当社の実測——広告の検証も含めて——を全部お見せします。実測がない部分は「わからない」と書きます。
弁護士の集客で、依頼者が打っている言葉を測りました
キーワードプランナーで弁護士まわりの言葉を測りました(日本・すべての言語・Google・2025年8月〜2026年7月の月間平均)。先生ご本人が検索する「弁護士 集客」は月140回。一方、依頼者側の「弁護士 無料相談」は月40,500回でした。約289倍の差です。

「離婚 弁護士」18,100回、「交通事故 弁護士」8,100回、「相続 弁護士」3,600回。依頼者は、自分に起きた出来事の名前で検索します。事務所のホームページで狙うのは、こちら側の言葉です。
ただし、正直な留保があります。これらの言葉はプランナー上の競合性が軒並み「高」で、大手の法律メディアと広告がひしめく激戦区です。正面から「交通事故 弁護士」で上位を取りにいくのは現実的ではありません。当社が提案するのは、分野×地域名の受け皿——「交通事故 弁護士 ○○市」「相続 ○○市 弁護士」のような言葉を、1ページ1テーマで1つずつ押さえる設計です。地域名が付いた瞬間、競合は大手メディアから近隣の事務所に変わります。
なお「法律事務所 集客」は月20回、「弁護士 集客方法」は月10回でした。事務所側の言葉は、どう言い換えても小さいままです。
「弁護士 ホームページ制作」は、1年で半分になっています
同じ日に、制作側の言葉も測りました。こちらは弁護士の集客とは別の動き方をしています。
| キーワード | 月間平均検索数 | 3か月の推移 | 前年比 |
|---|---|---|---|
| 弁護士 ホームページ制作 | 260 | -36% | -47% |
| 弁護士 集客 | 140 | 0% | -18% |
| 弁護士 ホームページ | 70 | +57% | +57% |
日本・すべての言語・Google・2025年8月〜2026年7月の月間平均(2026年9月6日測定)
いちばん大きいのは「弁護士 ホームページ制作」の260回です。ただ前年比は-47%。1年で半分近くまで落ちています。3か月でも-36%なので、下げ止まっているようにも見えません。
一方で「弁護士 ホームページ」は70回と小さいものの、3か月・前年比とも+57%で、ここだけが伸びています。数が小さいので断定はできませんが、「制作を発注する」から「どんなサイトにするか」へ、探し方が移っているのかもしれません。正直、原因はわかりません。
費用の話も書いておきます。公表されている解説では、弁護士のホームページ制作費用は全国的な平均相場で30万円〜80万円程度とされています(2026年8月確認)。当社の周辺でも、テンプレート型なら数十万円、設計から作るオリジナル型なら100万円を超える例まで、幅が大きい市場です。
この幅の正体は、デザインの豪華さではなく、検索の設計が入っているかどうかだと考えています。どの言葉で検索されたときに、どのページが受け止めるのか。それを作る前に決めているかどうかで、「作ったあと」がまったく変わります。設計の中身は士業のホームページ制作の記事に、当社サイトの実測つきで書きました。
もうひとつ、この記事を書く前に「弁護士 ホームページ制作」の検索結果を確認しています(2026年8月27日実施)。上部と下部に広告が計6枠。オーガニックの上位10本は、制作会社のサービスページが6本、「おすすめ制作会社10社比較」型の記事が4本でした。そして比較記事の書き手も、そのほとんどが制作会社です。
正直に書くと、当社もホームページ制作会社なので、売り手側であることに変わりはありません。ただこの記事は、当社に頼んでほしいという話の前に、どの会社に頼むとしても確認してほしい数字を並べるつもりで書いています。
弁護士の集客に、広告は効くのか——当社の検証記録
当社は自社の集客のために、SEO・MEO・SNS・広告と、複数の方法を自社で試してきました。その一つがGoogle広告で、約半年かけて53万円を使いました。結果は、表示244,858回、クリック3,091回(1クリック平均約171円)、問い合わせ0件です。

調べていくと、原因は広告運用の巧拙ではなく、当社が狙った市場に、広告を回せるだけの検索の母数がなかったことでした。半年かけた検証で得た結論は、出す前に、その言葉が月に何回検索されているかを確認するというシンプルな手順です。この記事の実測の見方も、この検証から生まれています。
弁護士の集客では、逆の注意が要ります。前の章のとおり依頼者側の検索の母数は大きいのですが、そのぶん広告の競争が激しい分野です。プランナー上でも「弁護士 WEB集客」の競合性は「高」でした。どちらに転んでも、「出す前に実数を見る」が守りになります。
作ったあと、どれくらいで順位が付くか
ホームページは、作った瞬間に集客が始まる装置ではありません。検索で見つかるようになるまで、体感として6ヶ月〜1年はかかります。また、今回測った言葉の多くは前年比でマイナスでした(「弁護士 無料相談」-18%、「離婚 弁護士」-33%)。検索市場全体が縮んでいるのか、AIによる回答の影響なのか、原因は正直わかりません。
それでも当社がホームページを軸に据えるのは、広告は止めた瞬間ゼロに戻りますが、順位は積み上がるからです。制作会社を選ぶときは、「作って終わり」ではなく、公開後にどの言葉の順位を一緒に見てくれるのかを確認することをおすすめします。
「積み上がる」の実測もあります。当社サイトでは、狙った言葉で検索1位を取れている固定ページが、公開1ヶ月の時点で4ページでした。それが約9.5ヶ月後には13ページになっています。途中でやり方を変えず、設計どおりに運用し続けた結果です。時間はかかりますが、正しく設計されたホームページは、1位のページが増えていきます。
当社のホームページ制作は、この「順位を取りにいける設計」を土台から組み込んで作ります。見た目のデザインだけでなく、公開後にどの言葉で見つけてもらうかまで含めて作りたい方は、ホームページ制作のサービスページをご覧ください。
弁護士の広告は、全国一律のルールがあります
ホームページの文言にはルールの確認も必要です。弁護士の場合、日本弁護士連合会の「弁護士等の業務広告に関する規程」が全国一律の枠組みで、事実に合致しない広告、誤導・誤認のおそれのある広告、誇大な広告や過度な期待を抱かせる広告、特定の弁護士等との比較広告などが禁止類型として挙げられています。氏名と所属弁護士会の表示も求められます。
司法書士(単位会ごとの規則)や社労士(労使中立の軸)とは構造が違う、という職種比較は士業のホームページ制作の広告ルールの節にまとめています。制作会社に「どの規程を確認して書いていますか」と聞いてみてください。答えられない会社は、避けたほうがよいと思います。
地方の弁護士事務所が、いま入れる隙間
ここまでは全国の数字です。地域を足すと、景色が変わります。
2026年9月6日、ログインしていない状態のGoogleで「弁護士 集客 仙台」を実際に引きました。1ページ目に並んでいたのは、次のようなものです。
- 弁護士向けのWeb集客を解説した情報サイト(1本)
- 弁護士向けのホームページレンタル事業者
- 法律事務所そのもののサイト(複数)
- 仙台の士業向けホームページ制作会社
- 個人のnote記事、商工会議所の専門家相談ページ
「弁護士の集客」に正面から答えている地域の記事は、実質1本しかありませんでした。全国の「弁護士 集客」が大手コンサルとWebマーケ会社で埋まっているのとは、まったく違う状態です。
ここから言えることは1つだけだと思っています。地域名を足した瞬間、競争相手が全国の大手から近隣に変わる。前の章で書いた「分野×地域名」の設計は、この構造を使うものです。
ただし留保もあります。地域名を足すと検索の母数は小さくなります。「弁護士 集客」140回に対して、地域名を足した語は月に数十回か、それ以下です。数が小さい語で上位を取ることに意味があるのか——ここは事務所の状況によります。年に数件の受任で成り立つ分野なら十分ですし、件数で回す分野なら足りません。どちらが正しいかは、私には決められません。
弁護士の集客でよくあるご質問
Q. 月額制と買い切り型、どちらがよいですか?
A. 一概には言えません。月額制(レンタル型)は初期費用を抑えられますが、解約するとサイトが残らない契約が多い。買い切り型は資産として残りますが、初期費用がかかります。「解約したらサイトとドメインはどうなるか」だけは、契約の前に確認しておいてください。
Q. 自分で作ることはできますか?
A. できます。ただ、検索の設計まで自分でやるのは負担が大きいのも事実です。自作の判断材料はホームページ自作とSEOの記事にまとめています。
Q. 弁護士の集客は、どのくらいで効果が出ますか?
A. 体感として6ヶ月〜1年は見てください。広告のような即効性はありません。そのぶん、取れた順位は広告費ゼロで働き続けます。
Q. 広告とホームページ、どちらを先にやるべきですか?
A. 順番を決める前に、狙う言葉が月に何回検索されているかを見てください。当社は見ずに広告を出して、半年を検証に使いました。母数がない語に広告を回しても、クリックは買えても相談は増えません。
まとめ|弁護士の集客は、測ることから始まります
- 先生側の言葉(弁護士 集客・月140回)より、依頼者側の言葉(弁護士 無料相談・月40,500回)が約289倍大きい
- 「弁護士 ホームページ制作」260回は前年比-47%。制作を探す言葉は縮んでいる
- 広告もSEOも、出す前に検索の実数を見る。当社は見ずに広告を出して、半年を検証に使いました
- 正面ではなく分野×地域名で。地域名を足すと競合が大手から近隣に変わる
- ただし地域名を足すと母数も小さくなる。どちらを取るかは事務所の分野による
- 日弁連の広告規程への対応を、制作会社に確認する
士業のホームページの作り方は士業のホームページ制作に、SEOの進め方は士業のSEO対策に、隣の職種の話は行政書士の集客・税理士の集客方法・司法書士の集客・社労士の集客方法に書きました。
5職種を同じ方法で測った結果は、士業の集客にまとめました。職種ごとに答えが違う理由は、そちらで比べています。
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3通で終わります。売り込みはしません。中小企業診断士が、東北で実際に試したことだけを書きます。
- 1通目:東北で100社近くのホームページを見て、気づいたこと
- 2通目:広告に53万円使って、問い合わせは0件でした
- 3通目:順位は目的ではありません
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